大切なご家族が亡くなられた後、最初にやることは葬儀社の手配です。病院で亡くなられた場合、ご遺体は霊安室や安置所に一時的に安置されます。そのご遺体を自宅や葬祭ホールなどの安置場所へ移すために、葬儀社にご遺体搬送の手続きを依頼する必要があります。通常は、搬送を依頼した葬儀社に通夜や葬儀もお願いすることになりますが、すぐに決められない場合は、搬送のみ依頼することも可能です。葬儀社は、病院から紹介されるケースが多いですが、どのような形式・規模の葬儀を行うかによって選び方が異なります。亡くなられた方の希望を最優先に、家族・親族間でよく話し合ってから決めましょう。

なお、昨今、葬儀社との間で料金に関するトラブルが増えています。多くの葬儀社では、葬儀のランク別に基本料金を設定し、別にオプション料金を設定しています。契約前にきちんと見積書を取得し、基本料金とオプション料金の費用明細について確認しましょう。可能であれば、生前に家族・親族間で葬儀の方針について話し合い、前もって見積もりをとるなどして葬儀社を選んでおくとよいでしょう。

また、ご遺体搬送までの間に、死亡確認を行った医師から死亡診断書を取得しましょう。

→死亡診断書の取得

 

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